メロンソーダに恋したあの子

大切なことは全て、現場が教えてくれた

舞台【BACK COAT】in日暮里d-倉庫

※ネタバレのオンパレードです

 

 

 

 

ひとつ前の作品が千秋楽を迎えてものの3週間でもうひと作品の千秋楽が終わりました。ひえええ……改めてなんちゅースケジュールだったんだ。想像の倍の倍を行く重さだったぞ。主演の倉さんを観るのはツキプロ文化祭ぶりで、私の中では完全にスレイジーのお兄ちゃんだったから、真反対のお芝居を初めて見ました。正直、倉さんの役が私は1番怖いと思った。感情に蓋をしている人がやっぱり1番怖いよ。

 

舞台って、わたし的に「非日常的な世界に連れてってくれるもの」って思ってます。キラキラした世界とか、ふわふわした世界とか。アメリカにもイギリスにも行けるし、渋谷にも路地裏にも潜り込める。時代も時の壁も飛び越えられる舞台だからこそ、私は好きなんだなあって思うんですけど、こうやってたまに推しが連れていく世界がtheリアルだと、自分自身がどんだけ現実から目を背けて生きてるのか実感して、まーじでしんどくなる。人に怒られるのとか、ミスとか、苦しいのとかあんまりしたくない。前世で何かあったでしょレベルで戦争とか戦とかその辺のストーリーは苦手です。だから今回の題材も、ほんっっっっとにしんどかった。人間の「憎」の部分がただひたすら描かれる。憎しみって、何を産むんだろう。心に物凄く刺さり、目を瞑ると天井から吊るされたあの紐を思い出す。

 

そんな中で推しさんは、起承転結で言えば転で大活躍でした。私の中で感情を0から100に持ってくのが最高に上手いのは断トツでメサイア-紫微ノ章-の廣瀬大介さんなんですけど、今回推しさんが豹変するシーンがあって、同じような鳥肌が立ち、、、すーごかった。ストーリー的にはあるよねわかるわかるってなりそうなんだけど、そこからの展開で小さく蹲って顔も見えないお芝居が、細かく丁寧なお芝居が、とても鮮明に覚えてます。小さなステージですから、ほんの少し視線をずらせば別の役者さんが居るので、隅っこで蹲るだけなら……という訳ではなく。震える手が、刻む音が、自分の中の憎しみとかつての喜びが葛藤し合ってるのだと思いました。

 

作品が「裏裁判」をテーマにしてるので、人の生死が有罪か無罪かにかかるお話ですり取扱うテーマが同じでも、どこでストーリーを進めていくかでこんなに違うもんなんだなあ……怖くて怖くて仕方ないのに、あの紐が首にかかる瞬間、目が離せなくて。ほんとの本当に、唖然と見てしまうのかもしれません。

 

 

ぴーちさん🍑にマシュマロを投げる | マシュマロ

2018年、残り30日です。明日はスケステのリリイベですよ。昼間は買い物して、バーイベに備えます。なんといっても明日の休みを逃せばバーイベまでの休み×2は最終面接があるのです。買い物どころじゃない。戦闘モードな日々が続くので、また美味しいものいっぱい食べちゃいそう。やめて!バーイベ前なの!いまいい感じに落ちてきてるんだから!!追い込みよ!!

 

おしまい